※現在は別の車に乗り換えましたが、数年間の実体験をもとに記録しています。この車は2025年11月に手放しました。記事に出てくる金額はそれ以前のものなので、いまの相場とは差があるかもしれません。
(元ある画像でやりくりしています。画像のない場面はイメージ図で表現しています。 ご容赦下さい。)
あれコレさんもう春だねぇ🌸
お店でタイヤ交換すると4,000円くらいかかるから、今回はアレルさんにやってもらって節約をして、その浮いたお金で清虎丸におやつ買ってあげるんだ💕
アレルさんおう、任せとけ。だがハイラックスみたいな重い車のタイヤ交換を甘く見ると、脱輪事故やジャッキ倒れで命に関わるぞ。ただ外して付けるだけじゃない、「安全管理」と「適正な数値」を解説しながら作業するから、お前は横でしっかり記録しておけよ!
あれコレさんはーい🙌でも数値って❓とりあえずギュッて力一杯締めればいいんじゃないの❓
アレルさん・・・ふぅ💭。それが一番ダメなやつ! 今回は、絶対に失敗しない手順と、みんなが間違えている「LTタイヤの空気圧」について徹底解説するか👍
清虎丸• • • 腹減ったワン🐾
まずは道具の準備!これがないと始まらない
- 油圧ジャッキ (車載パンタジャッキは緊急用!3t対応のフロアジャッキ推奨)
- 輪止め (必須!命を守るストッパー)
- 十字レンチ または インパクトレンチ
- トルクレンチ (必須! これがないDIYはギャンブルです)
- 21mm ソケット (ハイラックスGUN125等のトヨタ車標準)
- 軍手 (滑り止め付き推奨)
ハイラックス(GUN125)やランドクルーザープラドなどのトヨタSUVは、基本的に「M12×1.5 21HEX」、つまり21mmのソケットを使います。
社外ホイールの場合は19mmや17mmの場合もあるので、自分のナットに合わせて準備してね☝️
【完全図解】失敗しないタイヤ交換の7ステップ
ここが最重要ポイント!適当な場所にジャッキをかけると、フレームが歪んだりオイルパンが割れたりします。(説明書では以下↓わかりますでしょうか?)
フロント側↓ リア側↓






清虎丸大体の場所に🟧印を付けておいたワン。参考にしろワン。
早く終わらせてオヤツを買って来いワン。
あれコレさんふむぅぅ、、、。
アレルさんジャッキアップ中に車が動けばジャッキが外れて車が落ちてくる。
輪止めは1,000円くらいで買える「命綱」だ。ここは絶対に外せないところだぞ!
まずは平らで舗装された固い地面に車を停めます。砂利道や傾斜地は絶対にNG!
サイドブレーキはリアのタイヤをロックします☝️
『シフトのPレンジ』もハイラックスはFR車(後輪駆動)なので、後ろの駆動ギアを爪でロックする様なイメージです。
前輪、または後輪を同時に上げた場合、もしくはサイドブレーキを使用しないことは思わぬ事故に繋がりかねません⚠️⚠️⚠️
面倒でも、タイヤ交換は1本ずつを心がけましょう👍
*『Pレンジ』*『サイドブレーキ』*『輪止め』は3点セットで考えましょう☝️
輪止めの位置の正解:
- これからジャッキアップするタイヤの「対角線上のタイヤ」にかける。
(例:右前を上げるなら、左後ろのタイヤにセット!)

※↑説明書では1回転。
🐾ジャッキで上げる前に、十字レンチを使ってナットを半回転でも充分かと思いますよ。
理由:
- タイヤが浮いてから強い力をかけると、タイヤが空転したり、その力、衝撃でジャッキが倒れるリスクがあるから。
- ここでは「少し緩めるだけ」。ナットを絶対に外してはいけません。
ナットを外してタイヤを引き抜きます。 ハイラックスの純正タイヤ等は1本30kg近くあるので、「腰」で持たずに「膝」を使って持ち上げましょう。
• ボルトにホイールを通す。
• 一番下のナットを軽く手で回し入れる(タイヤが落ちなくなる)。
• 残りのナットも手で回る範囲まで入れる。
いきなり工具を使わず、まずは手で回すことで「斜めに入ってネジ山を潰す」トラブルを防げます。
あれコレさんちょっと、純正タイヤって1本30kg近くあるんでしょ!?アレルさん、腰やっちゃわないでよ?💦
アレルさんだから「腰」で持たずに「膝」を使って持ち上げるんだよ。いきなり工具を使わず、まずは手でナットを回すのがプロのコツだ。
ここから工具を使います。一度に1箇所を締め切るのではなく、「星を描くように対角線上のナット」を順番に少しずつ締めていきます。
ホイールとブレーキ部の密着は必ず確認して下さいね🤝
理由:
- ホイールを車軸のど真ん中(センター)に固定するため。
- 全部のナットが均等に締まるまで、2〜3周させて締め込みます。


ジャッキをゆっく〜り下ろして、タイヤが地面に着いたら、仕上げの「本締め」です。 ここで登場するのがトルクレンチ。
ハイラックス(GUN125)の規定トルク: 105 N·m(ニュートンメートル)
(※トヨタ公式の取扱説明書に明記された値です。アルミホイール等の説明書に指定がある場合はそちらに従ってください)
「カチッ」と音がしたら、それ以上回してはいけません。
(、、、ですが、トルクレンチの保管状況やモノによっては誤差が生じているものもあります。私も一度、トルクレンチだけを信じて締めて、走行後に緩んでヒヤリとしたことがあります。レンチの誤差だったのかもしれません。だからこそ、この後の「100km走行後の再確認」は絶対に飛ばさないでください😊)

| 265/65R17 (純正LI112) | 1本の対荷重 |
|---|---|
| 180kPa | 905kg |
| 200kPa | 970kg |
| 220kPa | 1,030kg |
| 230kPa | 1,060kg |
| 250kPa | 1,120kg |
上記のドアに貼ってある画像と表を見てください。265/65R17(純正LI112)が基準で、何も積んでいない状態は前後とも200kPa。
約500kgの荷物を積んだ場合は前輪が230kPa、後輪が250kPaにしてください、という画像です。
それを元にLTタイヤの場合は入れる空気圧が全く違います。
下の表では例を出して、LTタイヤ265/65R17で純正と同じ230kPa入れた場合の1,060kg/本の強度を保つためには、379kPaの空気を入れなければならない、ということです。色を分けてわかりやすくしました。
| LT265/65R17 | ||
|---|---|---|
| kPa | PSI | 1本の対荷重 |
| 241 | 35 | 800kg |
| 275 | 40 | 877kg |
| 310 | 45 | 954kg |
| 344 | 50 | 1,029kg |
| 379 | 55 | 1,097kg |
| 413 | 60 | 1,165kg |
| LT265/70R17 | ||
|---|---|---|
| kPa | PSI | 1本の対荷重 |
| 241 | 35 | 857kg |
| 275 | 40 | 941kg |
| 310 | 45 | 1,022kg |
| 344 | 50 | 1,120kg |
| 379 | 55 | 1,177kg |
| 413 | 60 | 1,251kg |
| LT285/70R17 | ||
|---|---|---|
| kPa | PSI | 1本の対荷重 |
| 241 | 35 | 954kg |
| 275 | 40 | 1,050kg |
| 310 | 45 | 1,138kg |
| 344 | 50 | 1,249kg |
| 379 | 55 | 1,315kg |
| 413 | 60 | 1,383kg |
空気圧を上げれば、タイヤ1本の対荷重は必ず上がります。もし「圧を上げたのに対荷重が下がって見える」数字があったら、それは表の誤りです。その数字は使わないでください。
※ただし上限があります。この表の数値は、タイヤが許容する範囲内での話です。空気圧はタイヤ側面に刻印された最大空気圧(MAX PRESS)を超えて入れないでください。「もっと入れればもっと強くなる」ではありません。上限を超えれば、対荷重が上がるどころかタイヤ自体が壊れます。
※そしてこの表にも限界があります。これは一般的な換算表で、銘柄や製造年によって数値も上限も変わります。あなたのタイヤの正解が書いてあるのは、そのタイヤの側面と、車のドアの表示だけです。ここに書けるのは「表の読み方」までです。迷ったらタイヤ屋で聞いてください。
- 小さい表(P/Passenger): 純正タイヤなど。200〜220kPaでOK。
- 大きい表(LT/Light Truck): グッドリッチのKO2など、カスタムで人気のタイヤ。
☝️ ここが落とし穴!→表を見ると、純正タイヤ(LI 112S)が耐えられる重さ(負荷能力)を出すために、LTタイヤだと大幅に高い空気圧が必要なことがわかります。
純正タイヤなら200kPaで支えられる重さを、LTタイヤで支えようとすると344kPa〜350kPa(約3.5kgf/cm2)も必要になります!
【筆者の実値】私が履いていたのは YOKOHAMA GEOLANDAR M/T G003 の LT275/70R17 121/118Q 10PR で、前後とも280kPaで乗っていました。
下の表に「275/70R17」の行はありませんが、根拠は表から出せます。純正の265/65R17が200kPaで支えている重さは1本あたり970kg。同じ970kgをLTの275/70R17で満たすとおおよそ275〜285kPaになります(表のLT265/70R17とLT285/70R17のちょうど間のサイズだからです)。280kPaにしていたのは、純正タイヤのときの適正空気圧との兼ね合いです。上の枠にある344〜350kPaは純正と同じ265/65R17をLTにした場合の数字で、私の275/70R17は一回り太いぶん、同じ重さをより低い空気圧で支えられます。
※これは「私はこう入れていた」という記録です。数字をそのまま真似せず、ご自身のタイヤ側面のMAX PRESSと、運転席ドアに貼ってある車両指定を必ず確認してください。
「ドアに書いてある数値(200kPa)」をLTタイヤに入れてしまうと、空気圧不足でバーストする危険があります。自分のタイヤに「LT」と書いてあるか、必ず確認して空気を入れてください!
100km走ったら「増し締め」を忘れないで!
作業が終わってホッとするのはまだ早い! タイヤ交換後、少し走ると金属が馴染んで、稀にナットが緩むことがあります。
「100km走行後」に、もう一度トルクレンチを使って、規定トルク(105 N·m)で「カチッ」と確認してくださいね☝️これで全ての工程が完了です。

工具はほとんど要らないDIYをもう一つ。純正のホーンは音がしょぼいのがずっと気になっていて、プラド純正のプレミアムホーンに交換しました。配線を切らずにカプラーを差し替えるだけなので、タイヤ交換ができる人なら手順を見ながら終わります。

まとめ:安全を買うための「知識」と「道具」
アレルさんどう?ただ回して締めるだけじゃなかっただろう?
特に「トルク管理」と「LTタイヤの空気圧」は、知らないと本当に危険なんだよ。
あれコレさんうへぇ😅…横で見てたけど、適当にやってたら走行中にタイヤが外れるところだったね…。アレルさん、お疲れ様!次回もよろしくね😄トルクレンチと正しい空気圧、絶対守りましょうね😄
DIYは自己責任。だからこそ、プロと同じ知識と道具で、安全なカーライフを楽しんでくださいね!